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2006.11.30 思考回路
思考回路

1. Sinu-City/ KREVA, UZI, MUMMY-D
2. From the East-Center Stage 002/ GANGSTA D-X, CENTER STAGE
3. 次は誰だ/ DZ-T, KOHEI JAPAN
4. 例のヤツ/ INNOSENCE, BUTCHER
5. Silence of the Lambs/ AZZURRO, HASHIM B
6. 往来蝶/ 三善/善三, MINE神-HOLD
7. Ohh Shock!!/ 山田マン, GINRHYME DA VIBRATER
8. こんな感じっしょ/ CUE-ZERO, JUSTY-ACE
9. コノクニ/ LITTLE, LIBRO
10.呼節/ MCU, アルファ
★★★★★★★★☆☆

現在社会が抱える問題を提起しつつ、異色の組み合わせが多いことが特徴的なコンピレーションアルバム。カセットビジョンが全員参加で、それぞれが重役を担っている。その組み合わせとトラック、いずれの人選もよい。

メインとなる曲は、MUMMY-Dの司会進行からKREVA→UZIとマイクを繋げる“Sinu-City”だろうか。まず組み合わせが斬新で、もう二度と実現しないような気がする。全体を包むゆるい雰囲気は取り上げた地球規模の問題とは明らかに真逆。よって、ゴミ問題を真摯に訴えかけているのかは疑問だ。しかし、この組み合わせが実現しただけでも満足だろうか。

童子-TとKOHEIという音楽の方向性も違うと思っていた二人の意外な相性のよさに驚かされる“次は誰だ”はトラックのカッコよさもさることながら二人のラップもいい味をだしている。KOHEIスケベテイストのフローも今回は過激な変態に走らず、童子-Tに足並みをそろえた印象。童子-Tはこういうトラックにはピッタリなカッコよさを持っており手堅い押韻が心地よい。

LITTLE,LIBROがタッグを組んだ“コノクニ”は、今まで一緒にユニットを組んでいたかのようなコンビネーションのよさ。もともと声もスタイルもよく似ているだけにここまでの曲に仕上がったのだろうか、HOOKなどは絶妙。
和風なトラックに、日本というか江戸を連想させる言葉を上手く使いながらのラップは上手い。もう一度実現してほしい組み合わせだ。

ラストを締めるミニTUKの復活となったMCUとアルファの“呼節”は、最後にこうくるのかー!って思った。明らかに今までの流れを吹っ飛ばす、いい意味でぶっ飛んだ曲。トラック含め、まさにお祭騒ぎというほかに無いだろう。
どちらかと言うとアルファに引っ張られるMCUという感じだが、こういうリリックはともに得意なだけに最後まで息切れせずに走り終わった感じだ。
どんなジャンルでもやりきるアルファのセンスはさすがだ。

全体的にトラックがよく聞きやすくて、コンピアルバムとしては非常に優秀。さらにここでしか聞けない組み合わせの楽曲を聞けるのは非常に嬉しい。KICKの聞きやすさも再認識することが出来、走馬党の“往来蝶”のような静かな曲も要所でいい作用している。
豪華な客演陣のいつもとは微妙に違う雰囲気を堪能できる作品だ。
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REALRHYME TRAX 2

1. Shotcaller/ DJ HASEBE feat.LUNCH Time Speax
2. Radio Radio/ MIC BANDITZ
3. LIVE LIFE LIVE/ GAGLE
4. 深海魚/ EELMAN
5. One Night Flower-Remix-/ RYO the SKYWALKER
6. 喜びの唄/ TATE feat.MARKIE
7. GIVE ME YOUR LOVE-DJ WATARAI Deep forest mix-/ Tyler
8. SEXY WORLD/ F.O.H
9. 昨日のNo,明日のYes/ GAKU-MC
10. マイペース/ SOFFet
11. オレンジ/ Mount Sugar
12. Devastated/ SBK
13. RASHINBAN/ GOICHI
14. KICK オフ(DJ TATSUTA remix)/ KICK THE CAN CREW
15. By the Way-YSST remix-/ RIP SLYME
★★★★★★★★☆☆

第一弾が非常に微妙だったREALRHYMEの第二弾は非常にHIPHOP寄りになり、収穫が大きかった作品だった。前作から引き続いたアーティストも、新しく収録されたアーティストも失敗が無く、全体の底上げに成功している。大勢のアーティストを収録しているからこそのまとまりの無さはしかたがないが、15曲と多くも無いのでそこまでバラバラにもなっていない。
聞きやすさも相変わらずでノレる曲ばかりで、相変わらず初心者にはオススメ。

初めて名前を聞いたEELMANの"深海魚"は自らを魚にたとえ、深海…クラブに潜っていく姿を描写している。この天性の声がちょっと間抜けな深海魚というイメージにピッタリ。力の入っていない掛け声や言葉選びが非常に優しい。
僕には強烈な印象を与えた一曲だった。

"Radio Radio"はMIC BANDITZの代表的な曲。イントロだけでこの曲だとわかる個性的なトラックに、疾走感がたまらないMCたちのRAP。声もそれぞれが特徴あるので新鮮に聞ける。曲としての完成度が高くマイクパスも非常にスムーズで、VERBALに追いつけ追い越せという姿勢のMC達がいい具合にカッコいい。

"マイペース"はSOFFetの優しいRAPが気持ちいい。これはJ-POPしか聞かない人にでも勧められると思う。ライミングもしっかりしていて、何文字もまとめて踏んだりしていて上手い。マイペースという言葉をHOOKで上手く表現しているし、リリックの構成ものんびり感と結構わかりやすい表現を使っているので伝えたいことはキッチリわかる。

LUNCH Time SpeaxやDJ WATARAIなど、掘り進めて行けば確実にアングラなものに行き着くこともできるアーティストの作品も収録してるあたりもいい。
問題をひとつ挙げるとすれば、歌詞カードがついていないこと。これって意外と大きいことで、個人的には残念。
ともかく前作よりは確実にレベルアップしている。2000円と安いので、聞いておいて損は無いだろう。


2006.11.28 REALRHYME TRAX
REALRHYME TRAX

1 STEPPER`S DELIGHT /RIP SLYME
2 TOKIO LV / スケボーキング
3 CLUBへ~熱帯夜mix~ / ケツメイシ
4 謎?謎 / GAGLE
5 ス-パ-オリジナル / KICK THE CAN CREW
6 NO QUESTION / MELLOW YELLOW
7 Blue Star / RYO the SKYWALKER
8 クロ-ル / GAKU-MC
9 テキトーな奴ら~Why can`t we be friends? /DELiGHTED MINT
10 ROCK SHOCK(Time To Riot Mix) / 宇頭巻
11 ソ-ド オブ ライチェスネス / smorgas
12 歩 / Scratch 4 Jagger
13 HOT SHOT / トリカブト
14 Mirrorball Satellite 2012 / m-flo
15 UP and Down / Steady & Co.
★★★★★☆☆☆☆☆

リアルな曲だけを収録したと入っているものの、明らかに聞きやすさを優先した曲が収録されている。J-POPからHIPHOPなどのジャンルに手を伸ばしてみようというビギナー向けの作品だと思う。
HIPHOPだけでなく、レゲェやハードロックのアーティストなども収録されているし、妙にFG勢に偏っている人選も印象的。やはりFG=POPクルーという図式が成り立っているのだろうか。その中にGAGLEなんかが普通に収録されているのも驚き。とりあえずごちゃごちゃしている。

曲の選択は聞きやすさという点では外していない。やはり人気があるRIP SLYMEやケツメイシ、KIC THE CAN CREWあたりは非常に聞きやすい。
RIP SLYMEの“STEPPER'S DELIGHT”は軽快なトラックとMCたちのさわやかリリックが気持ちよく、楽しく聞ける。完成度が高く、一発目に相応しい曲。
KICKのメジャーデビュー曲"スーパーオリジナル"は嫌でも耳残りするHOOKとレベルの高いライミングが、当時の若々しさそのままに爆発している。今聞いても悪くない。

GAGLEの"謎?謎"はセンスのいいトラックとHUNGERの滑舌最高のトーキングラップが炸裂。そこまで冴えてるラップをしているとは思えないが、このトランペットが楽しげなバックミュージックが非常によろしい。それに、もともとがすごいMCなだけにしっかり名文句もいくつか残している。
ライブっぽくしてあるところも面白い。

全体的にまぁまぁ。その中にいくつかノリのよさや、聞きやすさだけで技術が乏しいグループがあったりして全体の流れを悪くしている。
それでも色々なアーティストの作品を聞けるコンピレーションは初心者にオススメであり、ここまで聞きやすければありがたいというものだろう。
タカツキタツキ

1. I used to be living, living in the trouble like this feat.吾妻光良
2. ユーノーマイネーム? feat.イルリメ
3. あまやどりfeat.CHIWA
4. 針を落とした始まりから
5. ブルーディジー feat.TOTO
6. Be Simple
7. Enjoy!!!!!!!!
8. ロマン侍(Astro MCeez)feat.ロマンクルー+サムライトループス
9. Origin of the Wind
10. ほたる石・くじら岩 feat.扇谷一穂
11. ロスト・アンド・ファウンド
12. 500マイルの未来に咲く花 feat.AMY ANNAPURNA -Bonus Track-
13. Origin of the Wind(ASAYAKE PRODUCTION REMIX)
★★★★★★★★★☆

ウッドベース吟遊詩人ことタカツキのサードアルバムはHIPHOPとウッドベースの張りがある低音の組み合わせが、大人っぽい落ち着いた雰囲気を全体に漂わせている。タカツキ自身の声は非常に耳残りがよく、あまり韻を意識したスタイルではないが、ラップ自体が一曲中の音の一部分としてすんなり耳に入れることができる。
アルバム全体を通してもすんなりと流すことができ、聞いていて非常に気持ちがよくリラックスに最適。

ロマンクルーのエムラスタもフェイバリットしてる"ブルーディジー"はTOTOの優しい声に負けないタカツキが非常にステキ。綺麗な言葉だけで構成されてリリックは全くトゲが無く、ブルーディジーという花を上手く表現している。生の音のふんわりした感じも相性が最高にいい。

そしてそのロマンクルーと、タカツキも所属しているサムライトループスが合体した"ロマン侍"は、このアルバムの真中に収録されている曲で、もちろんこのアルバムの核。
アストロ球団をもじってAstro MCeezというサブタイトルがついているが、誇張というわけではない。
大人数のマイクリレーで進む曲は数あれど、こんな雰囲気のマイクリレー曲はいまだかつて聞いたことが無かった。それだけに受けた衝撃は大きい。
どちらかと言うと地味な雰囲気で、大人数ながらの爆発力には欠けているかもしれない。しかし、奥底に秘められているカッコよさは本当に半端じゃない。繰り返し繰り返し聞いても飽きるどころがさらに聞き込みたくなる魅力を持った名曲。
特に最後を締める“将絢”のバースはそのカッコよすぎる低い声とリリックのセンスのインパクトがすごい。この面子の中なら彼がベストだろう。HOOKでも一人低い声で印象が強い。

90年代の回顧的な曲。“針を落とした始まりから”はHOOKのくだりがGORE-TEXのそれに似ていたり、SUIKENの名前が出てきたり、他にも彼のHIPHOPの姿勢に影響を与えただろうキーワードがいくつか並ぶ。そのキーワード一つ一つがタカツキというものを形成したと思うと非常に感慨深い。

自分のレーベルの公式HPページで自らのアルバムを解説しているが、これが非常に参考になる。このレビューをかくにあたっても参考にさせてもらったが、一曲一曲に深いテーマがあってそれに沿って作っているのがさすが。
いままでにないHIPHOPのかたちなのでちょっとハードなのに飽きてきた人には非常にオススメ。もちろん一般のリスナーもぜひ耳に入れてほしい。
2006.11.23 Live Goes On
Live Goes On

1. What's Your Name?
2. ルパン・ザ・ファイヤー
3. 海の家
4. Mr. Girl Hunter
5. ANTI HERO featuring KURO(from HOME MADE 家族)
6. 心の声 featuring AZU
7. アナウンス~Interlude~
8. Rhyme Jet Coaster
9. 怒りの鉄槌 featuring 長州小力
10. Champion Road
11. Twilight Gemini
12. Golden Time featuring カルテット & 手裏剣ジェット
13. マタアイマショウ
14. オヤスMidnight
15. ルパン・ザ・ファイヤー(Big Band Version)
16. マタアイマショウ(Orchestral Version)
★★★★★★★☆☆☆

ファーストアルバムで恋や別れをテーマにした曲を中心に構成したアルバムで一気にメジャーになったseamo。そのごリリースしたシングルも大きな支持を集め、その後リリースしたセカンドアルバムでもオリコンでもみごと1位を獲得した。
前作よりは自分に余裕が出来たのか、比較的に自由にラップしている印象。多彩なテーマをとりあげたり、ゲストに長州小力や名古屋シーンのカルテットや手裏剣ジェット、HOME MADE 家族のKUROを迎え、塾長としての仕事もこないしている。それに、もともとスキルが高いseamoなだけに聞きやすさという点では非常に優秀。しかし、どれもそこまでいい曲ではなくアルバム全体としては耳に残る曲は少なかった。しかし、先行シングルは聞き応えが抜群。

“マタアイマショウ”はメロウなトラックとしては最高レベル。ひたすら切なげなトラックはそれだけで目頭があつくなってしまいそう。失恋の悲しみを純粋に書きつつも、わかっててもやってしまう強がる気持ちが絡み合っている。それをseamoの優しい声でラップされるのだからたまらない。J-POPにギリギリまで歩み寄っているからできる一曲であり、POPよりといわれているアーティストの歴史を変えゆる曲。個人的にもジャンル関係なく大好き。であり、何度聞いても切ない気分になる。

ルパン三世の楽曲を大胆にサンプリングした“ルパン・ザ・ファイヤー”は声ネタまでサンプリングしてあるアップテンポな曲。ルパン三世の世界観をそのまま残しつつも適度なアレンジが加えられている。最初聞いたときのガツンッとくる感じはHIPHOPのかっこよさよりはエンターテイメント性だけどseamoのセンスのよさがうかがえる曲だろう。

そして、このアルバムにはこの2曲をREMIXしたバージョンが収録されているのだ!これは、聞き逃すわけにはいかない。
“ルパン・ザ・ファイヤー(Big Band Version)”はジャズらしい金管楽器の渋い音色が上手く作用して、原曲より大人の雰囲気に仕上がった。ラップが非常にカッコよく感じる。トラックが違うだけでまったく別物に聞こえるのが不思議だ。こちらのほうがルパンのかっこよさが引き立っている。

“マタアイマショウ(Orchestral Version)”はオーケストラの壮大な楽曲にseamo渾身のリリックが乗っかっているのだ。悪い曲になるはずがない。ハンドベルの音色もいい具合。切なさという点では原曲の方が上をいくが、全体の完成度ならこちらが上。果てしない夜の草原を、とぼとぼ歩きながらマタアイマショウを口ずさんでいるような、ときどき星空には流れ星。それぐらいステキなイメージが頭にかけめぐる。ついついため息が出るような曲である。

先行シングルのイメージが強すぎてアルバム曲の印象が非常に低い。しかし、このREMIXの存在だけで全て帳消しにできるような気がする。幅広い音楽性とPOPよりのスタイルはKREVAと似て非なるもの。服装も全然ラッパーって感じじゃない。しかし、HIPHOPには欠かせない人物になっていきそうだ。


1. ラッパ我リヤ/KANPAI feat. UZI
2. OZROSAURUS/壱万円
3. DABO/Clap Ya Hands
4. DABO/ここにTOUCH!
5. OJ & ST/狼達の夜明け feat. UZI
6. UZI/開放軍
7. ZEEBRA/男たちの蛮歌 feat. OJ&ST,KM-MARKIT,UZI
8. MC RYU -Interlude-
9. ラッパ我リヤ/Hardcore feat.般若
10. MINESIN-HOLD/U FEEL ME? ~キテミナ~
11. HI-D/Raise The Roof feat. BUTCHER
12. SOUL SCREAM/緑の森
13. 妄走族/まむし -Choice the Game- feat.D.O
14. 妄走族/Project 妄
15. GANXSTA D.X/N.B.G. feat.FRAGRANCE
16. BOY-KEN/Enjoy Yourself
17. BUTCHER/日の丸魂
18. RUFF RHYMERS/STILL SHINING
19. TAKA/You Don't Stop feat.マサカリfrom闇アガリ
20. GOODFELLAS/J.A.M (Jump And Mosh)

(DVD side)
1. TAKA/You Don't Stop feat.マサカリfrom闇アガリ
2. RUFF RHYMERS/STILL SHINING
3. MINESIN-HOLD/U FEEL ME? ~キテミナ~
4. DABO/Clap Ya Hands
5. OJ & ST/狼達の夜明け feat. UZI
6. UZI/開放軍
7. ZEEBRA/男たちの蛮歌 feat. OJ&ST,KM-MARKIT,UZI
8. ラッパ我リヤ/KANPAI feat. UZI
9. SOUL SCREAM/緑の森
10. BOY-KEN/Enjoy Yourself
11. BUTCHER/日の丸魂
12. HI-D/Raise The Roof feat. BUTCHER
13. GANXSTA D.X/N.B.G. feat.FRAGRANCE
14. GOODFELLAS/J.A.M (Jump And Mosh)
★★★★★★★★★★

クラブ CITTA'の15周年とラッパ我リヤの10周年を記念したライブを収めたCDとDVDセットのアルバム。現代版のさんぴんキャンプと言っているのも間違いないくらい多数のMCが参加している。
走馬党リリースでラッパ我リヤもそこに所属している。考えてみれば10年も一線で活躍してるのだ。その間いろいろなことがあったと思うが10周年にここまで豪華なメンバーに祝ってもらえるのは彼の功績が大きかったから、なのは間違いない。
ライブでやった曲全てを収録してるわけではなく、途中でフェードアウトしていく曲もあるが、生の声そのままを収録している魅力が存分に詰まっていて、改めてHIPHOPのカッコよさと勢いを感じることができる。

最も勢いがあったのは妄走族の面々。“Project 妄”は一人欠けているにもかかわらず妄走族のよさを全て出し切った。大人数ながらの爆発力はNITROとはまた違う荒々しさで溢れていて、聞いてるだけで悪い気持ちになりそうだ。
その悪さを前面に出した“まむし -Choice the Game-”はゲストのD.Oの高音域の声がいい感じに鼓膜を刺激する。それにプラスして緊迫感のあるトラック、そして汚れた金の稼ぎ方をラップしていく。風景描写が多く、映画のワンジーンのように情景が脳裏に浮かぶ。

その中でも実力が飛びぬけている般若がラッパ我リヤと組んだ“Hardcore”はトップバッターで登場して、過激なリリックをシャウト織り交ぜながらのラップは迫力満点。ものすごい存在感を示し、メインであるラッパ我リヤさえも食っている。もちろんラッパ我リヤのふたりも熟練の技を出している。ライミングのテクニックはさすがといったところだろう。

UBGに所属している各々のMCたちもそれぞれ実力を発揮しているが、個人的に目立ったのがTAKAの“You Don't Stop”このTAKAという人物を全く知らなかったために、シンプルに脚韻をそろえていくスタイルが、聞き取りやすい声とポジティブなメッセージと混ざって、ここまでいい曲に仕上がっている。スタイルはオードソックスでもトラックや声で全然印象が違うからおもしろいのだ。

ここでしかみられない組み合わせや、ライブ感覚で聞けるつくりに非常に満足できる。そこにDVDまでついているのは非常にありがたい。初期からHIPHOP界を支えてきてるグループから若手までちゃんと顔をそろえているところもグッド。

最初の“KANPAI”から最後の“GOODFELLAS”までじっくり聞いてほしい。
オススメ!

LOOP IN MY HEART

1. Loop In My Heart(loves.EMYLI&YOSHIKA)
2. HEY!(loves.Akiko Wada)
3. let go(Reggae Disco Rockers Remix)(loves.YOSHIKA)
4. Loop In My Heart(instrumental)
5. HEY!(instrumental)
6. let go(Reggae Disco Rockers Remix)(instrumental)
★★★★☆☆☆☆☆☆

おそらくHIPHOP界でもっとも多角的に活動し、恐ろしく顔が広いm-flo。彼らの現状のHIPHOPの縛りをぶち破った新たな試みである毎回ボーカリストをゲストに招くやりかたは斬新で考えもつかなかっただけに衝撃的だった。
その中でいくつものHIT曲を作り上げ、ゲストとの相性のよさも見せ付けてきたm-floは立派である。

その中でも話題をよんだのが和田アキ子をゲストに招いた“HEY”であろう。
正直僕もこれはない、と思った。TAKU☆のいろんな音を取り入れたトラックはバリエーションも多く好きだが、英語の歌詞が苦手な僕が楽しく聞けるような水準ではなかったのが最も残念。
ゲストの和田アキ子も位置付けが微妙で、ヴォーカルならばもうちょっと露出させてあげるべきだし、掛け声だけならば徹底させるべきだった。
これでは、ネタ作りの域を抜け出せないし、A面には苦しいだろう。

もうひとつのA面はEMYLIとYOSHIKAの二人をゲストに招いた切ない歌声とトラックが上手く絡んだ作品。そもそもこの二人とは一回共演してるだけに相性がよく落ち着いて聞いていられる。英語はわからないが、VERBALは滑らかなフローが気持ちいい。

そのYOSHIKAをゲストに招いた名曲【let go】をレゲェにリミックスした“ let go(Reggae Disco Rockers Remix)”は相変わらずステキなHOOKが印象的。個人的には原曲の方が好きだけど、トラックのおかげで曲全体が軽くなった感じだ。

let goの歌詞のよさを改めて確認できる一枚となった。
それにしてもm-floは誰がゲストに招かれるか本当にわからない。これってとんでもなくすごいことなんじゃないだろうか。
ランキングに参加してみました。
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2006.11.14 PLATINUM TONGUE
PLATINUM TONGU

1. PLATINUMINTRO
2. MIC CHECK
3. マチガイナイ!
4. O-RE-BA-NA
5. BUNNY TALKS
6. PLATINUM TONGUE(featuring SUIKEN)
7. HI-LIFE(RELAXXX)
8. PINKY~だから,その手を離して~(featuring TYLER)
9. 拍手喝采
10. レクサスグッチ
11. 徒然草(featuring HUNGER and MACCHO)
12. 愛しのサブリナ
13. R.E.C.ROOM(BAD TRIP)
14. DAIMONION FUNK(I GOT CHA)
15. JOLLY’S PIANO
16. この指止まれ(featuring CQ)
17. SNEAKER PIMP(TWO PIMPS IN A CYPHER MIX)(featuring TWIGY)
18. ZERO(MUKASEE MUKASEE MIX)
★★★★★★★★☆☆

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのなかでも初期から高い評価を受けていたDABOのメジャーファーストアルバム。語彙力の豊富さに、テーマに沿ったスタイル、トラックへの適応力のよさ、それになにより遊び心満点のつくりと期待を裏切らない。特に遊び心はNITROのやり方を確実にプラスにしている。

出だしは決して明るい流れではなく、アングラな雰囲気が流れている。それが顕著な“マチガイナイ!”はHIPHOP定番のオレ様ソングだが、手堅い自己顕示なんかしないDABOである。定番のライミングが多い気がするが、リリック構成がうまいためそこまできにならないし、ふいに飛び出す単語に耳を奪われる。次の“O-RE-BA-NA”は自分の言葉遊びを披露するオレ様ソング。明るいトラックに面白リリックはさすがの出来。

題曲“PLATINUM TONGUE”はDJ WATARAIのクールなトラックはNITROと相性が抜群にいい。HOOKは若干インパクトが弱いがグリンピース・にんじんには笑えた。二人の確立されたスタイルに裏打ちした自信たっぷりのリリックは純粋にカッコいい。

中盤ややアゲアゲ感がある極が並ぶ。その中で“拍手喝采”ははずせない一曲だろう。たいした変化がないトラックにもかかわらずここまで楽しい一曲に仕上げられるのは豊富な語彙力をフルに使うのではなく、余力を感じるからだ。この余裕さが聞いてて安心感を受ける。それでも十分言葉巧みではあるし。

続く“レクサスグッチ”はWATARAIらしいトラックに高速ラップが非常に映える。この舌回りはまさにPLATINUM TONGUEと形容できるだろう。速いのに言葉は非常に聞き取りやすく、カッコいいから何回でも聞ける。

その後の“徒然草”はこのアルバムで一番好き。いきなりわけのわからないナレーションからはじまってHUNGER,MACCHOの二人をゲストに招いている。DABOのラップは特に変わった点があるわけでもないが、とにかくGAGLEのMCであるHUNGERが曲者。初めて聞いた人は度肝を抜かれるんじゃないかと思うくらいに、ほとんど歌っているように感じない。しかも、非常に楽しそうに言葉を並べていくのは圧巻。言葉選びも非常に優秀。ものすごい存在感を残していったことだろう。

全力投球だけが全てじゃないと、身をもって教えてくれているような、静かな優しささえ感じられる。ファーストアルバムながらDABOのよさが随所にみられる一枚となった。見つけたら聞いてみるべき。マチガイナイ!
2006.11.13 申し訳ない
今月テストがあって、なかなか更新できねぇ!!!!
だけど、時間のやりくりがんばって、なるべく更新するようにします~
2006.11.12 MONTIEN
MONTIEN

1. 虜ロール
2. マンマ ミーア!
3. レギャンビーチ
4. Mondoorah
5. sa-ba-daddy
6. TIENS
★★★★★★☆☆☆☆

MACKA-CHINとSUIKENのモンゴルタッグに、R&Bの歌姫TINAの三人からなるユニットがMONTIEN。その彼らが顔見せに製作したミニアルバムがこれ。
MCの二人は独自の世界観を築き上げている者同士であり、予測不可能な言葉回しが特徴。そこへTINAの美声が加わると非常にまとまりがでてくる。癒し系と不良っぽさが交わる混沌の中に光が差してるようなものだろうか。ちなみに紫がSUIKENで紅がMACKA-CHIN、ブリリアンがTINAである。

このアルバムで優先的に聞いていくことになるのが“虜ロール”であろう。D.O.Iプロデュースのトラックは弦楽器主体のトラックの中に、アジアンテイストの打楽器の音がしたり鈴の音がしたりと、彼らのイメージを崩さないナイスな出来で、三人の声が非常に映えている。裸に葉っぱ一枚で生活している民族の晩餐会。かがり火を囲んで、余興にやるダンスのような大騒ぎ感が非常に楽しい。もちろんリリックの意味は不明だけど、そのやりたい放題感がたまらないのだ。欲を言うなら最後はもうちょっとスパッと切ってほしかった。

DJ WATARAIのNITRO+アジアなトラックはラッパの間抜けな音がイカしてる。それに順応したMACKA-CHINがとにかくやらかしてくれる。ライミング自体は非常に卑怯。しかし、「ドピュっ。溢れでちゃう」までのテンポは何物にも代えがたい。TINAの「MONTIENの見える丘」って言う言葉が妙に耳に残る。

6曲しかないのにもかかわらず、SKITが2曲もあるのはちょっとさびしい。それにMACKA-CHINがプロデュースしたトラックも存在せずやや残念だ。でも、TINAが非常に生き生きと曲に絡み合ってるのが好感が持てる。
こういうアジアテイストのトラックとはS-WORDの相性がよさそうだ。ぜひとも客演に招いてほしい。
2006.11.11 HYBRID LINK
HYBRID LINK

STREET SIDE
1. INTRO
2. GREAT DAY IN TOKYO
3. TRIPLE THREAT-三獣 SHIT-(feat.DABO)
4. RADIO SHOW!! (feat.BUTRCHER+REILI)
5. BAMBOO INTERLUDE
6. IT'S A NEW DAY
7. HIEROGLYPH
8. STONE STEALERS (feat.D.L)
9. TO ALL MY PEOPLE
PARTY SIDE
1. STILL WATERS RUN DEEP
2. LET'S GET PARTY
3. TAIPO
4. BIG GAME(feat.CHOZEN LEE + TRUTHFUL(FIRE BALL))
5. SUSW ONE
6. YES YES!!(feat.Tina)
7. RAIDBACK WEEKEND(feat.HI-D)
8. OUTRO
★★★★★★★★★☆

NITROつながりで小さなユニットを組むことは珍しくはない。しかし、ここまでオードソックスにカッコよさを追求したユニットはおそらく存在しない。それは、この二人の持ち味ということもあるだろうが、直球なカッコよさのS-WORDと変則的なSUIKENのコンビは聞く耳を翻弄させる巧みな投球術だ。中継ぎ的な客演陣もそれぞれよさを出すことが出来ている。
PARTY SIDEとSTREET SIDEの二枚組みになっているが正直大差ないし、2枚を通して聞いてもなんら問題なし。いわゆる捨て曲がない一枚。

STREET SIDEならば“TRIPLE THREAT-三獣 SHIT-”が三銃SH*Tとは似て非なる野獣臭さを漂わせている中にDABOの軽快なフローが印象強い。HOOKをいれず簡単なスクラッチで済ませている分流れが悪くならない。もちろんSSのフローも悪くない。ただ、最後のSUIKENのフリースタイルは蛇足に感じた。

ラストの“TO ALL MY PEOPLE”はYAKKOプロデュースのオルゴール調で優しいトラック、透き通る女性の美声にメッセージ性の強いリリックが乗っかり、NITROの曲とは思えないような曲。SUIKENのまんま戦争に関して真摯に訴えかけてくる、歌というよりは語りが耳にスムーズに流れ込んでいく。S-WORDも切なげなフローが戦慄する。「ただ」という言葉を多用することでその後の言葉の力が強くなっている。ラストを締めるには最高の曲。

一方のPARTY SIDEはNITRO飛行機系の曲との相性がいいと思っている僕は“TAIPO”に注目。MACHA-CHINらしいトラックに、MABOは相変わらずのマイペース加減がゆったり感を助長している。決してアゲアゲの曲ではないけど、なんとも楽しそうな一曲。

S-WORDのスタイルの変化はこのアルバムのためなのか!?と思うぐらいこのアルバムは彼の声がしっくりくる。クールでカッコよくて色気がある。それに暗さや冷たさを担っているのもS-WORD。だからこそ、SUIKENが自由に言葉を並べることが出来ているのだ。
オマケのステッカーもかっこよく、ジャケットも然り。
2006.11.10 STAR ILL WARZ
star ill warz

1. BIG BANGZ(feat.DELI,DABO,MACKA-CHIN,GORE-TEX,SUIKEN,BIGZAM,XBS)
2. FIGHT FOR YOUR RIGHT
3. Burst
4. SKIT
5. THA Legend and THA Next(feat.MURO)
6. Devil May Kry(feat.HI-D)
7. SKIT
8. WORLD SUMMIT
9. ILLAND
10. one time(feat.DOUBLE)
11. WRAP MUZIK
12. 果て
★★★★★★★☆☆☆

アルバムのタイトルが『STYLE WARS』をもじったものであることからもわかるとおり、前作とはがらっと空気の変わった作品となった。
前作には暗く、クールなカッコよさが溢れていたが今作は最低限にまで切り詰めてPOPな雰囲気の曲を多めに取り入れた印象。して言えば二枚目のタレントが三枚目の芸も取り入れて自分を高めてるといった感じだろうか。女性アーティストやシンガーとの相性のよさも見せつけた。

NITRO全員集合となった“BIG BANGZ”はMACKA-CHIN作のトラックなだけあり、自身の「適当強盗」のようにイントロが長いつくり。それがこのアルバムのイントロも兼ねており、この先に十分期待できるかっこいいインスト。しかし、肝心のNITROのラップは出し惜しみした割に、迫力不足な感が否めない。ビッグ・バンというイメージはこの曲からは浮かび上がらず、残念だった。

ビースティボーイズの名曲「FIGHT FOR YOUR RIGHT」のカバー“FIGHT FOR YOUR RIGHT”は完全にHIPHOPの域を越えてロックにジャンル分けされるだろうが、別にHIPHOPだけが全てじゃないんだから個人的には全く問題なく聞けた。久しぶりに聞いたバンドの激しい感じが逆に新鮮だった。

3分未満ながら一番彼の曲らしい“Burst”は決して意識しないライミングが適度に鼓膜を刺激してくれ、そこに彼独特の色気あるフローはとりこにさせる力を持っている。決してハデじゃないトラックも間違いなくプラスに働いている。機械的な音もまたいい。

キラキラトラックに“果て”はラストをしめるにはぴったりすぎる曲。ささやくような優しさが含まれているS-WORDのフローは絶品。あの不器用そうな声でこんなラップされたら間違いなくやられてしまう。果てに流れていく様子がリアルに描かれている。

50分にも満たないアルバムながら(ボーナストラック前の無音状態は除く)意外と粒揃いのおもしろい仕上がりになっている。通して聞いても問題ない。しかし、彼の懐の広さは見せ付けたものの、正直拭い去ることの出来ない違和感を感じたことも事実。S-WORDという男に似合うのはこういうスタイルじゃないように思うのだ。純粋にクールさを追ってほしかった気もする。
2006.11.09 One piece
One Piece

1. nightmare
2. カタパルトデッキ
3. Enter The ID □.□.□.□.□.
4. マダマダ-最善を尽くせ-
5. EXTRA NEGOTIATION(feat.XBS)
6. KROSS OVA’「斬」
7. IN THE ZONE
8. ULTIMATE RARE-価値上がれ-(feat.GORE-TEX&MACKA-CHIN)
9. R.P.G.Pt2「BRING DA MUZIK」
10. FOR MINUTES(feat.DELI)
11. eS-BReeSSO
12. THE ANSWER(feat.CHRISTINA MILIAN)
13. 090(Complete Ego Mix)
14. to the Next evo
★★★★★★★★☆☆

S-WORDのソロアルバム第一弾は自分のカッコよさをフルに活かした一枚となった。NITROで活動してる時とフローや声を変え、ライミングにこだわらないスタイルとなったが、そんなもの軽く駆逐できるようなカッコよさがある。
それを助長しているのがイントロやアウトロなどのSKITであろう。最初と最後まで似たような雰囲気で流れていくために必要不可欠なSKITがとてもいい味を出している。

イントロの“nightmare”は風吹き抜ける荒野の向こうから歩を進めるS-WORDのシルエットが浮かび上がってくるような殺風景だけど彼らしいイントロ。一番から4番までは全てMACKA-CHINが手がけている。だから彼がプロデュースしている“カタパルトデッキ”への繋がりは全く違和感無し。
自然に流れていき、S-WORDの「ようこそ」の一言でやられてしまうこと必至。

“Enter The ID □.□.□.□.□.”は独特のゆるさが僕の耳には合わないが、その後の“マダマダ-最善を尽くせ-”は最初ピンとこなかったが、サビとバースで声に大分差があって、特に一番の流れるようなラプには鳥肌が立った。DJ MISSIEによる小刻みなスクラッチもクールさに拍車をかけている。ソロ曲ならではの味とカッコよさがある。

シングルも大分人気がある“KROSS OVA’「斬」”は文句なくカッコいい。インストだけでも十分聞けるDJ WATARAIのトラック。そこにS-WORDのリリックがのっかるとこんなにもクールになる。随所に差し込まれている刀の音も彼ならではの演出で、DJ OASISの【社会の窓】にて、ジッパーを上げる音の次に斬新だと感じた。

クリスティーナミリアンをHOOKに添えた“THE ANSWER”はS-WORDは半ばライミングを放棄しているようだが、綺麗なトラック、綺麗な歌声をここまで見事に汚せる彼には脱帽。下手したら聞くに堪えない曲になっていたかもしれない。しかし見事にまとめあげ、モノにしている。女性シンガーとの相性のよさを文句なく見せつけた形となった。

しかし、それ以上にDELIの【4.M.O.Y】をさらにバージョンアップさせた“FOR MINUTES”は極上の出来。このアルバム最高の曲であることは間違いない。自分の息子に送るかざりっけのない歌詞は相変わらずで、それに全体的な空気のよさがプラスされ、全く文句のない一曲になった。僕はS-WORDバージョンのトラックのほうが好みだ。元はDELIの曲なのに、これはS-WORDの曲に変化を遂げている。

完成度は高く、S-WORDの個性がよくでている一枚。ただ、ゲストのNITRO勢がDELI意外はあまりパッとしない。それにあまり印象に残らない曲も、ちらほらとあることも事実。もう1レベル上の作品になりえた可能性があるだけに実に残念だ。このまま聞いても別に問題はないのだけれど。
チカチカマル秘大作戦

1. シャボン玉(DELI,MIKRIS,MACKA-CHIN feat.Tina)
2. ジキルとハイド(YAKKO for AQUARIUS)
3. 刺激先生(MIKRIS,MACKA-CHIN,DELI)
4. ティリティリ(DELI,MACKA-CHIN feat.YAZ DA P.D.and JOSEPH CACCIO E[´] NA)
5. Dr.31(MIKRIS)
6. 安楽死(DELI,MIKRIS,MACKA-CHIN feat.GOCCI)
7. 婦長の現場(JOSEPH CACCIO E NA)
8. モンキーパニック(MIKRIS)
9. 大事件(THE HOT CONNECTION feat.MIKRIS and MACKA-CHIN)
10. チカチカサーキット(DELI,MACKA-CHIN,MIKRIS feat.KASHI DA HANDSOME and GORE-TEX)
11. ツミツクリ(DELI,MIKRIS feat.よっちゃん and ChiefLOW and YOHEY)
12. ティンティーリ(チカチカ病院 feat.MACKA-CHIN and DELI)
★★★★★★★★★☆

DELI率いるチカチカプロダクションのコンピレーションアルバム。ジャケットからも感じ取れるように、大人の雰囲気が漂うアルバム構成となっている。ゲストも豊富で、全体的に短い曲が多いが最後までまとまりを崩さずに一気に聞き終わることができる。さらにPVまでついていて、非常にお買い得な一枚。

このアルバムの一発目、Tinaの魅力的な歌声と叙情的なトラックはテーマ通りの“シャボン玉”は最高の出来。シャボン玉を壊さないような繊細なフローをするDELI、MIKRIS、MACHA-CHINには遊び心は全く無い。それゆえの心地よさは文句のつけようが無く、繰り返し繰り返し聞くことが可能である。

その後も一曲一曲がテンポよく繋がっていく。特に終盤にかけての“大事件”→“チカチカサーキット”→“ツミツクリ”→“ティンティーリ”の一連の流れはマイクリレー・マイクリレー・マイクリレーでかなり楽しめる。チカチカサーキットはKASHI DA HANDSOMEのすっきりとしたフローとGORE-TEXの泥臭いフローが対比的。ツミツクリは非常にアップテンポの中でのマイクリレーが聞く耳飽きさせない。最後のティンティーリはそのごたごたした流れをスパッとまとめる哀愁漂う一曲。それぞれが極上の出来だからこその仕上がりである。

MIKRISのソロ曲が2曲もあるのはやや厳しいが、短いから特に気にならない。全体的に短いのは耳残りの薄さにつながりそうだが、そんなことも無い。シャボン玉という絶対的な曲がありながらも他の曲もレベルが高い。



n.m.u

1. STRAIGHT FROM THE UNDERGROUND
2. D.R.V.
3. ONE DROP
4. HIGHEST FLOOR
5. 毒々(feat.TOKONA-X)
6. 10%無理(feat.MURO)
7. THRILL FLIGHT(feat.odeco de gocci)
8. 地下の帝王
9. DOWN THE LINE
10. たてめえん
11. MIDNIGHT MIC RELAY
12. ナイバビFIVE(feat.KASHI DA HANDSOME)
13. Soap (オーストラリア)
14. 悪戯伝説
15. STILL SHININ'
★★★★★★★★★☆

SKITなし、全15曲としぼったNITROのセカンドフルアルバムはファーストよりもかなり洗練され、HIPHOPをやりにきたという思いが伝わってくる。ファーストの遊び心は自分にはあまりあわなかったが、アングラ感漂う雰囲気とMC一人一人が今のスタイルを完成しつつある状態が、このアルバムをより濃密にしている。8MCが再び全員集結したということはやはり、すごいことなのだ。
全体的にはアメリカを意識したつくりになっているのはお約束だが、アゲアゲな曲はほぼ皆無で静かなパワーを秘めた曲が多い。

8MCが顔見せのように速めのフローを披露していく、タイトル曲の“ STRAIGHT FROM THE UNDERGROUND”はUPRISINGのボーナストラックであったDJ VIBLAM作のスケートボードにのって風を切って進んでいるようなトラックが爽快感抜群。GORE-TEXのところでトラックが若干変わるところは、彼の復活の狼煙だろうか。この曲が一発目にあることでこのアルバムがぐっと引き締まる。

全員が飛行機のテーマにちゃんと沿ってラップをする“THRILL FLIGHT”はodeco de gocciのふざけたアナウンスと飛行機を連想するにたやすいトラックがプラスされ、地味ながら完成度が高い。こういう曲が好みな自分は気に入っている。テーマに沿っても十分自分を主張できてると思うからフリースタイルっぽい意味不明なラップはやめるべきだと思う。

“たてめえん”→“MIDNIGHT MIC RELAY”→“ナイバビFIVE”の一連の流れはさすが。トラックの個性を崩さない仕上がりで、最初の2曲は徐々に再生時間を短くしつつ勢いをプラスしていって、あがってきたところでストンと落としてくる。リスナーとしてはいい意味で拍子抜けさせられ、KASHI DA HANDSOMEのスマートなフローについつい耳を傾けてしまうのだ。

冒頭のXBSがとにかくいい味を出している“悪戯電話”はアクエリアスAQUARIUSらしい湿気があるトラックがいつもより暗くいい味出している。
その中でDABOのまんまいたずらしているリリックは完全に浮いていて実に面白い。DABOのリリカルセンスのよさが伺える。

ラストを飾るのが、当時のNITROの集大成となる“STILL SHININ'”である。7分という大作ながら正直飽きがこない。最初のファンファーレから最後の一呼吸までが一気に進行していく様は圧巻。自然と耳に入ってきて、脳にチクチクと刺激を送ってくる。それが、快感なのだ。

NITROのアルバムは、はっきり言って聞き込むというよりは、自然体で感じるアルバムである。それがファーストは顕著で、尚且つ斬新だったのだ。
今作はその前作よりも聞き込ませる要素を大目に含んでいる。それゆえに斬新さは失われているがアルバムの完成度は高い。
セカンドの評価が高くて何が悪い。僕はこっちのアルバムのほうが好きだ。
3曲に限り歌詞カードつきなのもうれしい。NIKEの箱もクールだ。
2006.11.06 UPRISING
UPRISING

1. TERMINAL-1
2. WATACK
3. Coming soon
4. DOLLAR BILL
5. テスタ・ロッサ・フェスタ
6. UPRISING
★★★★★★★☆☆☆

前作が圧倒的な人気を誇り、当然期待された次回作。リリース前は様々な情報が行き交ったが、結局リリースされたのは6曲+ボーナストラックのみにアルバムだった。
ラップののっている曲はプロデューサーが様々だから曲ひとつひとつは、ほぼ完全に独立している。そのまとまりのなさが彼らのよさでもあるのだろう。
それぞれがソロ活動や客演での活動を経て成長し、MCとして若干洗練されてきたように思う。特にXBSやBIGZAMといった前作であまり目立っていなかった人たちの底上げがなされているので全体的にまとまりがでてきた。
逆にDABOなどはあまりスキルに変化が見られない。今回はあまり目立っていない。それとは逆にDELIやS-WORDのスタイルの変化は個人的には問題なかったが賛否両論を巻き起こすのは必至だった。
さらにはGORE-TEXの不在。まぁ、これは100%マイナスというわけでもない。正直彼がいなくとも十分成立しているし、いまさらどこに入り込む余地があるというのか。しかし彼がいるならばもうちょっと違うトラックで違うアルバムに仕上がっていたかもしれない。

さて、内容はというと6曲というさびしいボリュームながらもそれぞれがしっかりしてきた分楽しめる曲もある。相変わらず意味不明なリリックはいただけないが、一発目の“WATACK”はDJ WATARAIのカッコよすぎるトラックに力負けしないラップをそれぞれが披露している。BIGZAMが意外といい仕事をしてるのが驚きだ。HOOKも小刻みなマイクリレーなので、テンポがよく聞いてて気持ちがいい。

バイオリンの音が緊迫感と冷たさを引き立てる“DOLLAR BILL”と“テスタ・ロッサ・フェスタ”はにて非なる作品。DOLLAR BILLは中世のヨーロッパ、とある妖怪屋敷が舞台となりそうな曲。DELIの声が非常にマッチしている。
テスタ・ロッサ・フェスタはもっと激しい。イントロからシャウトが入りそのままの勢いでラップに突入していく。やっぱりBIGZAMが一番トラックにあってる気がする。言ってる事も一番わかる。

そして、ラストを飾る“UPRISING”は最高にクールな仕上がり。WATARAIのつくるトラックは本当に外れがない。完全に初期の勢いで突っ走ってる曲だが、後に爽快感だけを残してくれる。S-WORDのスタイルが変わってもHOOK担当としての圧倒的な存在感。それぞれのMCも自分の味を上手く出している。車の運転時などに最適だろう。


まさかこのアルバムを通してBIGZAMが高評価することになるとは思わなかったが、全体的にまだぎこちないフローながら力強いし、そこまでがならないスタイルには好感が持てた。リリックに工夫したり、「一時増す 三等筋増す」や「俺の名前を言ってみれ」など面白リリックも存在していて、確かな成長が見られる。
十分聞けるミニアルバムだ。
NITRO

1. NITRO MICROPHONE UNDERGROUND
2. BAMBU
3. MISCHIEF
4. 3 ON TREE(三銃sh*t)
5. PYRAMID
6. ASAMA 131
7. S.K.I.T.
8. REQUIEM
9. となりのお姉さんが
10. JUS'PLAYIN
11. INFINITY
12. HARDCORE
13. UNSTOPPABLE
14. ピコポコポン
15. クチずさんでごらんよ
16. NICE DREAM
17. ボクも
18. SKIT
19. 45 FINGERS OF DEATH
20. さきっちょだけですけれど
21. LIVE'99
22. T.B.C(Bonus Track)
★★★★★★★★☆☆

もはや語り尽くされたと言ってもいいNITRO MICROPHONE UNDERGROUND(N.M.U)のファーストアルバム。当初はインディーズからの発売であったが、あまりの売れ行きに急遽ボーナストラックつきでDEF JAM JAPANから再リリースされることとなった。
僕はその当時にこのアルバムを聞いたわけでもないし、このアルバムも中古で購入した程度。しかも、先にサードアルバムを聞いてからという順番である。それでも僕が音源の情報を集めることは、広いインターネットでも容易であった。つまり非常に重要な一枚だと言うことだ。
僕もセカンドを含め非常に長く聞いた。世間一般的に絶大な人気を誇っていたから、このアルバムを聞くことはHIPHOPリスナーとして当然だというイメージがあった。しかし、その当時から多少の懸念があった。
現在改めて聞いてみると、それが大きくなっていた。つまりはただ単に言葉を並べているだけの意味不明ラップが非常につまらなく感じている。おまけに歌詞カードもなく、表記する必要もないのかと変に勘ぐってしまうのだ。

別に、このアルバムが嫌いなわけでも、MCたちが嫌いなわけでもない。むしろ、8人という大人数でありながらそれぞれが完全に違うスタイルを確立しているし、SKITの多さもあまり気にならないのはさすがだといえる。彼らの遊び心がもっともプラスに働いているのは“となりのお姉さんが”であり、他の力を抜いた遊び半分の曲は不思議と薄っぺらく感じる。
豪華なトラックメイカーたちも彼らにアングラ感を堕そうと、派手な音を一切排除してビート中心のトラックを手がけ、彼らのフリースタイル的なラップに花を添えている。
結局今このアルバムの楽しみ方は「ラップを含め音を楽しむこと」だと自分の中で結論が出た。声さえも音として変換して耳に流しこんでいくと声の変化が、テンポの変化がなかなか楽しい。そうなると静かなトラックは逆につまらなくなるというジレンマに陥ってしまっている。

とりあえず今の疑問は、ファーストってこんなに面白みのないアルバムだったかなぁ…と言うこと。正直文句なしの★10だったはずなのに、久しぶりに聞いたらその思いも冷めてしまった。昔と今の差し引きで、★8にした。
僕の好みがメッセージ性のあるラップに傾倒してきてるのか…。各MCのソロは別に平気である。
とりあえずオススメなのは“三銃SH*T”と“ASAMA 131”・“LIVE'99”あたりだろうか。
決して悪いアルバムではないということだけは言っておく。
2006.11.04 SCORE
score

1. BIO
2. DUB
3. 頭振
4. 1.2.PUNCH(ALBUM VERSION)(FEAT.BIGZAM)
5. FIRSTCLASS TRADER
6. ミチ(01 TO 02 MIX)
7. カンバン(ONE)
8. GOSUEENU(SKIT)
9. THE LIGHTS(VACA)
10. 天(ゼンゼンテン)
11. 後(ノチ)
12. APOLO
★★★★★☆☆☆☆☆

プロデューサーを三人に絞ることで、大幅に様変わりしたSUIKENのセカンドアルバム。前作よりもかなり落ち着いた作品。ゲストもBIGZAM一人だけで、40分もないアルバムに自分のHIPHOPを詰め込んだ感じだ。ともあれNITROの時見せた抜群の遊び心を放棄したわけではなく、ある程度肉付けしてあったものにオリジナルなスタイルを刷り込ませた感じ。

カッコつけまくりの一曲目の“BIO”からこのアルバムでやりたいことが大分鮮明に見えてくる。自分というものを誇示しつつも遊び心を忘れないソロならではのスタイルを確立した印象。
続く“DUB”はゆったりしたトラックだけど、ノリがよく、ファンキーさが気持ちいい。「マイク持ったら俺の勝手、止められるのも俺だけ」というラインが印象的で彼にぴったりな言葉。

BIGZAMをゲストに招いた“1.2.PUNCH(ALBUM VERSION)”はあのSUIKENが引き立て役に回っている。このころのBIGZAMのガラガラした声は正直苦手だけど、好き勝手暴れまわるBIGZAMのフローを上手くまとめあげているSUIKENに好感がもてる。

“THE LIGHTS(VACA)”の疾走感は文句無い。指を鳴らしながら体をゆらしたくなるトラックに、飛行機に乗ってる情景というテーマはなかなかの相性。SUIKENと飛行機の相性はよさそうだ。両方飛んでるから。
結局最後は「やりたい放題」で締めるあたりが彼らしい。

最後の“APOLO”は何回聞いても飽きない面白さがある。
DJ TOSHIKI DA HARDBOPの機械的なギコギコしたトラックにSUIKENの跳ねるようなライムが、近未来的な世界を空飛ぶスクーターで駆け回っているような感じだ。短い曲ながらこの先を期待させるには十分。
と、まんま引用したけどそのとおりなのである。このアルバム一番の曲は誰がなんと言おうとこのAPOLOだ。

DJ TOSHIKI DA HARDBOPのトラックが全体的に好印象。SUIKENの曲は正直評価しにくいが、アルバムから溢れてる機械的な無機質な音は、変化自在な彼とは対極な存在であることも確か。それが意外と相性がいいのも面白い。
SUIKENという男、やはりこちらが何を求めているかわかっている。そして、それを微妙にずらしてくるのが憎い。“カンバン(ONE)”のフリースタイルはかなりクール。
SUIKEN Presents Sixteen Starz Orchestra 2001(’75Til Infinity)

1. SPECIALJOINTRO
2. P.C.T.4000(feat.P.H.)
3. N.A.F.O.N(feat.GORE-TEX)
4. E-V-1
5. NEKIUS
6. INFINITY Pt.2(feat.DELI and DJ JIF ROCK)
7. HIGHLIGHT
8. Sui SLANGIN’01
9. THINK ONE
10. SCISSORS
11. P.O.P. NO DIGGIDY
12. KEEP ON
13. 千夜月兎(feat.bird)
14. E-V-2
15. STATION 79.7(feat.JOSEPH CACCHO E~NA)
★★★★★☆☆☆☆☆

大方予測不可能な言葉を自由自在につなぐNITROのsSUIKENのソロファーストアルバム。NITROで見せた自然体のキレのあるフローに比べ、全体的に不良臭さが強くなっているつくりには正直がっかり。ソロでやることに気負いがあったわけでもないと思うが、ゲストの存在感もきわめて希薄となれば、なんとも中途半端。多数のプロデューサーが曲作りに参加しているが、それもあまりプラスにならなかったようだ。

一通り聞いてまず耳につくのはメロディアスなトラックにbirdのコーラスが魅力的な“千夜月兎”だろう。意外にも曲の雰囲気が自然とSUIKENを包み込んでいる。独特の跳ねるようなラップが目立つ形となった。こういう綺麗目なトラックのほうが彼を引き立たせることができるのかもしれない。

それを象徴するように、ボーナストラックに収録されている“ALKMAN (album version)”は彼のよさがつまっている。夕焼けが浮かぶ空をポケットに手を突っ込みながらぶらぶらしてるような情景が自然と浮かんでくる。シャウトロをいれて静かにゆっくり消えていく演出もアルバムのラストをぐっといいものにするとともにこの曲自体のよさもプラスされている。

正直この2曲に追随する曲が他にないのが寂しいが、この2曲は十分に聞く価値がある。やはりSUIKENは自分の雰囲気を持っているので、その世界にずぶずぶと足を踏み入れれば決して抜け出すことの出来ないぬかるみなんだと思う。残念ながら僕は彼の世界観にはまることは出来なかったけど、興味がある人は臆すことなく耳にしてほしい。歌詞カードやジャケットのセンスはオリジナリティの塊だ。

2006.11.02 CHIN NEAR HERE
CHIN NEAR HERE

1. CHIN COKE
2. あの人この人物語(feat.BUTCHER)
3. PRINCE PRINCE
4. オフロレスポンス
5. 向こうのラヂオ
6. 東京湾中毒(feat.S-WORD)
7. キライナウタ
8. CHACKA PEOPLE
9. LIVE’98
10. 交信(ALBUM VERSION)(feat.TWIGY)
11. 私の方がクイックイッ☆
12. 3人と2人(feat.DELI,BIGZAM,DJ MISSIE,ASIAN STAR)
13. やすらぎの間 AT 西麻布(feat.BUTCHER)
14. NO.253-9981(ALBUM VERSION)(feat.SUIKEN)
15. 時間割
★★★★★☆☆☆☆☆

ポストカードが豪華に6枚もついているMACKA-CHINのセカンドアルバムは当然はがきサイズ(厳密に言えばもう少し大きい)なので、保管に非常に困る一枚となった。立て入れのCDラックには入りません。横にして、少し飛び出させるのが一般的。
内容はというと、前作に比べ非常にゲストが多くなった半面、自分のやりたいことがやり切れてないような印象を受ける。それに、相性がいい人、悪い人がはっきりしてしまうのがMACKA-CHINのトラックなので、ゲストの多用は不安だったが、NITRO周辺の手堅い器用だったので安心した。

とりあえず1~4曲目までは前作の雰囲気を引き継いでいるようだ。
“CHIN COKE”は前作の【コノオトミテハメテケルヒト】のように長いイントロのあと高速ラップが始まる…と思いきや、まさかのインストのみ。僕は、この罠にまんまとはまってしまった。
“PRINCE PRINCE”は前作からの声ネタを上手く使っている。トラックもスクラッチ音が心地いい。最後のほうの「かっこい~~ぞ」って無気力に言ってるのが耳から離れななくなる。3曲目からアウトロみたいな曲になっているあたりも彼らしい。
そして、MACKA-CHINらしさが一番でているのは“オフロレスポンス”である。ライブっぽくしてあるんだけども、どこからしらネジが一本抜けてるようなパフォーマンスを披露する。この曲聞いていると不思議と笑えてくるのだ。

また、このアルバムで取り入れたゲストたちの曲では“東京湾中毒”がいい仕上がりだろうか。というより、どれも今ひとつな気がしてしまい期待していた分肩透かしが大きかったのだ。
その中でBUTCHERが客演している2曲はともに個性的で面白い。MC自体が非常に個性的ということもあるだろうが、いい仕事をしている。

安心していた客演陣があまりパッとしなかったのは正直問題。適当強盗みたいな一発が狙える曲がないだけに、各々のMCの使いどころをもっとしっかりさせた方がよかったと思う。次回作をリリースするならば、客演は多くて三人程度にするべきだろうか。
2006.11.01 今月の予定
今月はNITRO関連を中心にレビューしたいと思います。
しかし、XBSやBIG-Zあたりは未だ未聴(汗
なので、毎日更新は不可能
それに、DELIなんかはもうレビューしてるし~
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