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2006.10.16 リスペクト
RESPECT

1. R.E.S.P.E.C.T
2. キング・オブ・ステージ
3. 「B」の定義(featuring CRAZY-A)
4. B-BOYイズム
5. 麦の海
6. Hey,DJ JIN
7. マイクの刺客(DJ JIN劇画REMIX)
8. 野性の証明
9. ブラザーズ(featuring KOHEI from MELLOW YELLOW)
10. ビッグ・ウェンズデー(featuring MAKI THE MAGIC)
11. 隣の芝生にホール・イン・ワン(featuring BOY-KEN)
12. 敗者復活戦
13. 耳ヲ貸スベキ
14. リスペクト(featuringラッパ我リヤ)
★★★★★★★★☆☆

日本語ラップの中ではクラシックとして紹介される機会が多いサードアルバム。『キング・オブ・ステージ』や『耳ヲ貸スベキ』と言えばもはや彼らを指す語だが、原点はこのアルバムに詰まっている。
僕はこのアルバム以前のライムスターはよく知らないが、このアルバムを一通り聞いてみた印象は『地味』だった。MCのスキルとして宇多丸は確実にMUMMY-Dに劣っているし、派手さを微塵も感じさせないトラックは土臭さを感じる。それにジャケなんかからも暗さが溢れるばかりであった。
しかし、聞き返せば聞き返すほどにこのアルバムは色んな面を見せてくれるのであった。

現在絶対的な名曲として君臨する“B-BOYイズム”はライブなどではイントロだけでリスナーを狂喜乱舞させることができるほど。軽快なリズムにのってB-BOYを定義しきった。耳残りがいいラインも多く、ギリギリまでラップが聞けるのもうれしい。B-BOY PARKのテーマソングになったのも頷ける出来。
そして、その前にオマケのようにくっついているCRAZY-Aのソロ曲“「B」の定義”があるからこそB-BOYイズムのよさはなんパーセントもアップする。初期からHIPHOP界を支えてきたCRAZY-Aだからこそのこの説得力はどうだ。

個人的にもうプッシュしたいのが“Hey,DJ JIN”だ。工場の流れ作業の世界に引き込まれるようなトラックに、回転寿司のごとく様々な音が流れてくる。これが実に美味しい。DJ JINをヨイショしまくる二人のリリックも実におもしろい。短い間隔でマイクパスをしていくため、リズムもよい。
この一曲でDJ JINのことは大体わかるだろう。

他の曲も秀作ばかりだ。“麦の海”はビールという言葉を使わずにどれだけ上手く表現できるかの朝鮮が面白いし、MUMMY-Dの実弟KOHEIをゲストに招いたブラザーズは、微妙なエロさ漂う作品に仕上がった。大人のやらしさが溢れる“隣の芝生にホール・イン・ワン”はBOY-KENのハイテンションがいいスパイスに、最後をしめる“リスペクト”はラッパ我リヤがインパクトが薄いけども、しっかり仕事こなしている。日本にリスペクトする姿勢が見える。

全体的にゆっくりした曲調なので退屈さを感じてしまうのは否めない。しかし、一曲一曲を聞いていてけば、それぞれの完成度が高いことに驚かせる。どこを切り取っても当時のライムスターが実像となって浮かぶ。このころから『エロ』『酒』『女』という彼らの大まかな姿勢が見え隠れしている点もよし。
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